ラムとトニック――ありふれた組み合わせのはずなのに、
ひとたび夜の気配をまとえば、まるで別の顔を見せる。
ラムトニックは、静けさの中に潜む“甘く妖しい衝動”を解き放つカクテル。
BAR魔界では、光と影が揺らめく一杯としてひそやかに愛されています。

ラムトニックとは?
ラムの柔らかな甘みと、トニックウォーターのほろ苦さ。
ふたつが交わる瞬間、まるで夜の深層で何かが目覚めるように香りが震える。
軽やかな飲み口の裏に、じんわりと広がる温度。
それはまるで、囁く誘惑のような余韻。
材料(1杯分)
- ラム(ホワイトラム):45ml
- トニックウォーター:適量(約90ml)
- ライム:1/8カット
- 氷:適量
作り方
- グラスに氷を満たし、静かにラムを注ぐ。
- 冷えたトニックウォーターを、気泡を壊さぬようゆっくり流し込む。
- ライムをひと絞りし、果皮の香りごと落とす。
- 影を揺らすように、そっと一度だけステアする。
味わいの印象
最初に広がるのはトニックの透明な冷たさ。
だが、遅れてラムの甘い熱が静かに忍び寄り、舌に影を落とす。
軽いはずなのに、なぜか忘れられない。
それがラムトニックの魔性。
BAR魔界流アレンジ
BAR魔界では、ときにダークラムを使い、闇の深みを足すことも。
砂糖、樽、スパイス――それぞれの“記憶”がトニックに溶け、
一杯の中に多層の影が生まれる。
こうして完成するのは、甘美で危険な夜の調べ。
まとめ
ラムトニックは、ただ爽やかなだけのカクテルではありません。
甘味、苦味、余韻、そして影。
その全てがあなたの中で静かに混ざり合う一杯。
今宵、そっと口をつければ、夜が姿を変えて見えるでしょう。
© BAR魔界 | カクテルレシピシリーズ:ラムトニック


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